パワースポット巡り7〜大山阿夫利神社

compreacher2010-11-14

甲斐性なしでも有言実行できるんだ!

ってところを見せたかったので、本当に行ってきました。
大山阿夫利神社標高1,252m。


9:00。
寝坊。
サンデー○ーニングで張本さんに怒られちゃった。


「喝!」


って。


10:30。
小田急線。
昨日テレビで高尾さんが山ガールに囲まれて御満悦っていうニュースをやっていた。

まさか大山はないだろうなーと思ったけど、電車内に大山を目指す山ガールが散見さるる。


大丈夫?
あそこ藤○弘、の修行場だけど…


11:00。
伊勢原駅
何も食ってないので、ドトール入店。
オネイチャンがやたら見る。


なんだろう。
俺の山ボーイファッション、イけてなかったかな?
精一杯大泉洋の「登山家」ファッションを真似してきたのに。


コンビニでヘルシアとチヨコレイトを購入。
脂肪を燃焼しつつ注入するという修行のためである。
バスにて大山へ向かう。臨時バスも出て、10分に一本も出るという大盛況ぶり。


ここでやっと思い出す。


今紅葉シーズンだ!


11:30。
大山ケーブルカー駅。
ケーブルカー無視して入山。


阿夫利神社の下社(中腹くらい)までは「男坂」「女坂」の2ルートがある。


真ん中進んだらニューカマーになれるかな?


なんて思いつつ、「男坂」にチャレンジ。
開始5分で並、汗だくで!になっちゃったけど、標準速度の35分で踏破。



12:00。
阿夫利神社下社。
美しすぎる紅葉に出会う。


といっても山村紅葉ではない。


本日の一枚はその紅葉。


下社では紅葉汁なる(繰り返すが山村紅葉ではない)汁物が振舞われていた。
開始30分では特盛、汗だくで!になっちゃった後あまりに冷え込み身体がカチンコチンになってしまったので、暖まる。


さて、この下社には神聖な水がある。
藤○弘、が前テレビで紹介していた水だ。


要するに藤○弘、の聖水だ。


下社内にある神聖な洞窟のような水汲み場にて、既に消費済のヘルシアのペットボトルに聖水を注入。


あと、同じ洞窟内で願い事を込めて蝋燭に火を灯す燈明があった。
いつもはこういうのはやらないのだが、今回は願いを込めてやってみることに。


巫女ガールに1,000円渡してお釣りを受け取る。
その時ちょっと手が触れる。


嗚呼、俺の手不浄の手だから、溶ける!
でもこれって究極のカタルシス


あまりに巫女ガールが清楚で可愛かったので、
巫女さんと出会えますようにって願っちゃったけど、大丈夫かな?



12:30。
更なる極みを求め、山頂を目指す。
標準所要時間は60分。


前回はビール飲んでから臨んだが、今回は聖水飲んでから臨む。


ひたすら登る。
登っている時は大抵無心だけど、一人のせいかいろんなことを考えてしまう。

今日は以下の2つ考えながら登った。


1.なぜ山登りには知らない人でも「こんにちは」と挨拶するマナーがあるのか
2.山ガールの進化について


「1.なぜ山登りには知らない人でも「こんにちは」と挨拶するマナーがあるのか」


上から降りてくる人たちが「こんにちは」と声をかけてくる山登りのマナー。
あれ、気持ちいいから好きだけど、なんで山だと知らない人でも声掛けるんだろうね。


アレを渋谷のスクランブル交差点でやったら職質されるよ。


でも分かった。
登る人と降りる人って、その後巡り会うことが100%ないからだって。
その場限りの関係だって割り切れるから、挨拶を交わすんだ。きっと。
その証拠に、登っている人が登っている人を追い越すときは何も言わないもの。
絶対そうだよ。


だって、山ガールに「こんにちは」って言われたら、紳士としては心揺れるよね。でも、


「おやこんにちは。いいですよね、山は。あ、立ち話もなんですし、お茶でもどうですか?」


なんて言えないしね。笑
最寄りの喫茶店、600M下界だし。


でもこの事実から分かってしまったことがある。
下界で「こんにちは」って声かけて反応してくれる人は、その場限りの関係を前提としているってことに。
これは世紀の発見ですよ。
或る程度の人に伝えて世に広まったら出生率上がるんじゃないかな。



「2.山ガールの進化について」


山の挨拶マナーが結構気持ちよくて、すれ違う人ほとんど声掛けまくったんだけど、山ガールは結構返事くれる。意外だった。寧ろ山ババァの方が返事くれなかった。

だからこの「挨拶」をテーマに山ガールの進化を語れるのではないかという気がした。


俺が考える山ガールの山挨拶に見る進化はこれ。


山ガール→挨拶する。元気。
山レイデ→挨拶する。上品。
山オールドレイデ→挨拶する。笑顔。
山ババ→挨拶する余裕なし。息切れ。


ヤマンバ→挨拶がわりに斬りかかる。笑


危ない危ない!
最後ヤマンバなっちゃダメ!笑



13:30
阿夫利神社本尊。大山山頂。
実は90分コースを60分で登っていた。
意外にやるじゃん、俺。


いや、仕事と同じで休憩するタイミング分からなかっただけだけど



13:40
寒い。
滞在10分で下山。



下山はリズムがあって楽しい。足踏み外すと危ないんだけど、岡本太郎も言っていたように命をかけないと生命が輝かない。それで命落としたら元も子もないのだけれど。


とりあえずジャンプしながらホイホイ進む。


ザッ、ザッって音が鳴るから、
大抵前歩いている人をびっくりさせてしまう。



いかん、これじゃ皇居ランナーと一緒だ!



マナーは守らなきゃ、マナーは。
ってことで、ひたすら言い続けた。



「こんにちはー」


って。笑


でもあまりの下山の心地よさにそのリズムをどうしても崩すことができない。
もう暴走機関車ごぼう抜き。最低。


でもちょいワルに思う。


俺を止めたいなら、下山の法定速度決めなっ


って。



最後。山ガールを見ていて思ったこと。

彼女らはすごく登山家。靴も登山靴で新品だし、帽子もちゃんとかぶって、型にはまってる。

日本人は西洋人と違い、心の内面を磨く起因になる神がいないらしい。
日本人にとって神は何人もいる。「お米の神様が見てるから残しちゃだめ」とかetc。
それって、他人が見たら恥ずかしいでしょ?ってのが根底にある思想らしい。
つまり日本人にとっての神は「世間」「他人の目」。


「世間」「他人の目」を恐れるあまり、日本人が気にするのは「内」ではなく「外」を「型」ではめることなんだとか。


でもそれは憂慮すべきことではなくて、「型」から内面が磨かれていくこともあるから、「型」にはまりつづけて自分に耳を向けるところまでいけばいいんだって。



でも山ガールって自分を磨くレベルまで行く流行なのかなぁ。
多分一冬越せばブーム去るし、2、3回で終わるよね…。
俺も半年に一回くらいしか山登りはしない。
だからこそ登山靴なんて買わない。スニーカーで登る。
「型」なんてはめない。登山で自分の内面磨こうとは思っていないから。


なんか、「型」ってもっと高尚であるべきなんじゃないかな。


15:30
下山完了。


15:40
温泉入って帰途。