多摩川を滑走し尽くしたら羽田空港に着いた。
鳥居だけが残された景色はあまりに異様だったので、羽田の歴史を調べてみた。
これは、穴守稲荷神社という神社の鳥居らしい。
戦後間もないアメリカ統治下に、滑走路の拡張工事があり、該当地域の住民が48時間以内に退去させられたという事実があったとか。
48時間以内だから人々は着の身着のまま退去せざるを得なかっただろうのに、何故かこの鳥居だけは壊されずに残されたとか。
その後も拡張工事のたびに移動を余儀なくされてきたこの鳥居。
土地には歴史があるんですね。
単に旅行のために利用するだけでは気づかないものに気づけると言うのも、チャリのいいところ。
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