茶利庵と名乗ることにした日

昨日はA・RA・SHIのような空模様。
そんな空に負けじと私の心は夏模様に…なるわけもなく、やっぱり負けてヘナヘナに。
久々に夕方まで寝まくりました。


そんなわけで昨夜は夜更かし。
したらばテレビで美術展の宣伝やってるでないの。



そして本日完全にミーハーな気持ちで行って来ました。
フェルメール「地理学者」とナンチャラ展





『光の天才画家』が異名のこのお方。
確かに、「地理学者」はまばゆい光を放っていました。ううむ。
400年も前にあんなに美しく光を描けていただなんてなぁ。
("光を描く"という行為には、何か恒星のようなエネルギーを感じますね!)




でも結局、他の宗教画の方に心奪はれた私。
400年とも前となると、写真がない時代だから、絵画にはそれに代わる写実性も求められいたはず。
実際、この「地理学者」も、この絵から読みとられる大航海時代の時代背景もあるのだと紹介されておりました。
それゆえその写実性を生み出す技術が評価の対象なのだと思われます。



でも、技術より込められる思想に思いを馳せてしまう私。
やっぱ根っからの文系なのね。




ってなわけで来週は遠藤周作展へ行きます。
チャリで。




狐狸庵先生をもじって茶利庵になろうかと思ふた28の春。