姑獲鳥の夏(京極夏彦)

数年前からミステリー本を読み始めている。
刑事物とか、ちょっとSFちっくなのを読むのが多かったのだけど、読み物に関してあまりに「薄識」なためか、最近はなかなか唸るほどの本に出会えず。

「左様か、これは新たな刺激を求め、新ジャンルに乗り込む必要があるな」と思い立ち、若干避けていたカルト風な分野(勝手に偏見を持ってただけ)に入り込む決意をする。

たまたま先日「魍魎の匣」を映画でみて、背中が寒くなったけど面白かったので、同じ原作者の京極夏彦「姑獲鳥の夏」を読む。

姑獲鳥の夏よりウブめな夏の方が良いのは間違いないが、こちらの夏も、やはり背中が寒くなりつつなかなか面白いのであった。

と思っていると、新刊がibookで出てるじゃないの。
ついつい買ってしまった。
本もついに電子化かー

いつも何かが便利化すると是非が問われるのはつきもので、今回も賛否両論あるだろう。
俺もIT業界のはしくれだから、基本電子化は賛成だけれど、本棚が埋まっていかないのは若干寂しいなぁー

なんて思ってたら私のバイブル「適当教典」の日記板「適当日記」(高田純次)がibookで出てるじゃん！
いやー便利っていいなー