下流志向(著:内田樹)
下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉 (講談社文庫)
- 作者: 内田樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/07/15
- メディア: 文庫
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読了。
こうも構造的に問題分析されるとスッキリします。
けもの道(著:藤やん)
- 作者: 藤村忠寿
- 出版社/メーカー: メディアファクトリー
- 発売日: 2011/04/22
- メディア: 単行本
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読了。
おもろいね、藤やん。
点と点を繋いで線にしてみて、その延長線に未来を見るという作業
10月になってからこれからのキャリアを思うことが多くなった。
ここ1年は仕事以前に生活とか生き方とか、
人間としてのベースが固まることがなかなかできずにいた。
「雨降って地固まる」とはよく言ったもので、
ほんと、雨が降ったらコレマデノカタマリが面白いくらいハチャメチャになって、
イマカラノカタマリが再構成されていくみたいだった。
これまでも雨が降ることは多々あった。人間ですもの。
でも今回の雨が違ったのは、
降り続いたこと。
晴れ間がなくて水が捌けていかなかったこと。
捌けずに溜まる一方だったこと。
ある程度は堰止める度量があったつもりが、許容量を超えるとあっさりと崩壊する。
人間が造ったダムをモチーフにした「堰を切ったように」という表現があるように、
やっぱり人間そのものも「堰を切る」瞬間があるのだということを知りました。
そんなこんなで毎日の生活を生きてきたのですが、
幸いなことに仕事において目的を持とうと思えるようになってきました。
いや、正確には、「目的を持たなきゃ」という焦燥感を感じるようになってきました。
幸せな焦燥感だ、これは。うぅむ。
よく引き合いに出す「マズローの欲求段階説」でいう
「自己実現の欲求」というヤツの萌芽がやっとこさ出てきた気がいたします。
これは、そのベースをいつも提供してくれる環境があるからなのだと、心から思えます。うーん、ありがとう。
藤やん(水曜どうでしょうディレクター)が、
"ディレクターの仕事は、メンバが力を出しやすい『環境』を整えること。"
という趣旨のことを言っていた。
それはきっと家庭にも当てはまって、
"親の仕事は、子供が力を出しやすい『環境』を整えること。"
なんだと思う。
『環境』と言っても、
経済的なもの、
直接的な教育時間、
機会を与えること、
とか勿論色々あって、
どんなに小さくてもそれらをバランスさせていくことが大事なんだと思う。
私は今、子供のように甘えております。
存分に力を発揮させていただきたいと思っております。
そのための『環境』を提供してくれる力があるから、
きっともう、人の親になる資格は十分にあると思うよ。
さてさて、表の理由として『論理的思考が好きだから』、
裏の理由として『採用人数多いし、なんかかっこいいから』を担いで飛び込んできた今の業界だけれど、
ハッキリ言って技術なんて興味ないし、プログラミング向いてないしでこれまではダメ社員まっしぐらコースだったと思う。
ただ、曲りなりに染まるように日々を進めてきてなんとなく見えてきた自分の道はある。
チームでなんかやるのは嫌いじゃないこと。
任されたチームはいいものにしたいってこと。
技術は興味ないけど、人間には興味あるってこと。
猛禽類みたいに無邪気に獰猛に動くプロジェクトをグッと押さえつけるのは実は快感だということ。
あーだこーだ言われるポジションは嫌いだということ。
これを突き詰めて見えた道は、やっぱり、人が登場し、猛獣みたいな動きをする
プロジェクトを制御する役割であるマネジメントだった。
高い欲求階層にたどり着いたはいいけど、何しようかなぁとずっと悩んでた。
でも、ちょっとクリアになった。
もやもやしながらも情報処理試験のプロジェクトマネージャは取得できたので、
今度はPMP(プロジェクトマネジメントプロフェッショナル)とろうっと。
(こういうこともあるからなんとなぁ〜く気になる資格とっとくのは有用だ)
というわけでマネジメントの勉強はじめます。
とっかかりは以下2冊。(1冊はアソビ)
- 作者: 酒井穣
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2008/02/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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Dr.きたみりゅうじのSE業界ありがち勘違いクリニック (講談社BIZ)
- 作者: きたみりゅうじ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/07/18
- メディア: 単行本
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じゃじゃじゃじゃじゃ、プロジェクトマネージャ。
プロジェクトマネージャの経験談を聞こうという研修に出てきた。
質問タイムにお決まりの「コツはなんですか?」的な質問が出たのだけれど、講師の答えが味があってよかった。
「リスクを排除すること。リスクとは、不透明なままになっていることです。」
すげぇ納得してしまった。
PMってほんとプレッシャー凄いんだよね。
意思とは無関係にどでかい金額の案件責任担わされる。
とはいってもプレッシャー感じすぎたら神経やられちゃう。
どうやったらうまくいくかってこん詰めてもやられちゃう。
不透明なことをそのままにしない。
不透明はリスクだ。それを排除してけば道が開ける。
それには困難も付きまとうけど、
グレーをクリアにしていくプロセスが好きだったり、
グレーなままだと落ち着かなかったりする人は、
金額ほどのプレッシャーなしに、いい緊張感でプロジェクトを進められていくのかな。
俺もまだまだだけど、解答プロセスを楽しめるくらいでプロジェクト進めていけるようになれたらいいな。できればそのくらいの余裕を感じられる規模のプロジェクトを転々としたい...。
『腹を割って話した』(著:藤村忠寿、嬉野雅道)
読了。
仕事って、辛くないほうがいいのに、なんで人々はこぞって辛くなるようにしてしまうんだろう?って話があった。
ほんと、なんでだろうね。
- 作者: 藤村忠寿,嬉野雅道
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2011/03/10
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15回走行確認〜蒲田行くついでに情報処理試験受験
行き
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帰り
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ITストラテジストの受験で蒲田に行ったのだが、午前試験で
「天に滅せいケン○ロウ!」
という世紀末覇王の一撃を食らい死滅してしまったため、
図らずも
サイクリングついでに受験
したことになってしまった。
嗚呼・・・
この試験は所謂論述系試験で、最後には論文試験が待っている。
この論文、"ストラテジスト"というだけに、顧客企業のIT戦略家たる視点を持っていないとアベシ。ひでぶ。あ・わ・びゅう♪。
論文って、経験がないとどうもこうもならん世界だと思う。やはり。
中には経験がなくても書けちゃう作家みたいな人もいるんだろうけど、ほとんどの人は書けないよ。
いや、書けても机上の空論だし、空論で受かっちゃったところで現場で活かせるわけない。
逆に不幸な結果になりかねん。
とにかく、ストラテジストのスの字も知らない、
兵糧攻めでも受けようものならあっさり滅するであろう戦闘力5の私
には耐え切れない試験だと発覚したので、その分野の経験が積めたらまた受験しようと思ったのでした。
とかいって、そんな受身じゃあ経験積むことが到底できない分野なんだけどね・・・。
趣向が変わったら経験なくてもチャレンジするのはアリかな。
無理やりまとめちゃうと、趣向にあったことを学ぶのが一番だね!
そういう意味で、初生ひな鑑別師がイイネ!
オスとメスなんて、一生涯賭ける価値のある命題だし。
潜入!ニッポン不思議島(著:諸島文化民俗研究会)
- 作者: 諸島文化民俗研究会
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2007/05
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久高島に行ってから島に興味を持って、こんな本を読んだ。
すげぇよ、島。おもしれぇよ。
やっぱ独自の文化あんのね、いっぱい。