初回走行確認〜多摩川たまプラップラコース29.70km
足元なんてフラフラだぜ!
と、いうわけで納車後初の週末のため、初回走行確認を実施してまいりました。
今週は公私共に悲惨な日々でした。具体的には…
1)親不知問題勃発。夜激しい痛みに見舞われ、火水ロクに寝れず。
2)木曜歯医者。歯科助手が天使に見える問題(所謂「マスク化」問題)勃発。治療後の木もロクに寝れず。
3)定期紛失。再発行しようとしたが3箇所たらい回しに合ってちゃぶられる。
2)はウソですけど。ウソですけどまた月曜日行きます。ウソですけど。
そんな癒されない日々を払拭しようと、ついに
愛(かわゆず)機を大地に立たせる!
とりあえず9km離れた多摩川へ向かってみる。
走り出すと、想定外に早いことに気づく。
車道で車と併走するのはちょっと怖い。
4kmくらい走ったところで左折の車に巻き込まれそうになった。
ヒヤッとした。ああいう瞬間って、一瞬のうちにパッとこれまで生きてきた中での大事なシーンが映し出されますよね。
今回はスラムダンクの流川が自転車で車に激突して宙に舞ったシーンが映し出されました。
…。
これって恋かしら。
ルカワ親衛隊に入らねばならんな…。
30分くらいで多摩川に着く。着いた後もストイックに多摩川サイクリングロードをひたすら進む。
この道では同じようにロードバイクやクロスバイクやマウンテンバイクで走ってらっしゃる方々を謁見。
今多いんだな〜自転車乗る人。みんな軽快に漕いでいる。いいね。
あまりにみんな軽快なので、私も足元なんてフラフラなのをひた隠しにしながら漕ぐ。
嗚呼、その様はまさに自転車操業。
平日ならまだしも、休日までも自転車操業。
嗚呼…。
しばらく漕ぐと二子玉川着。初めて多摩川駅と二子玉川駅の位置関係が分かった。
今まで電車でしか来たことなかったから分からなかったのです。
なんかアレを思い出す。
魚は泳いでいるのではなく、最初からスーパーで包装されていると思っているコドモがいるという話。
オトナだって似たようなもんですね、なんか。
世の中のことは自分の足で知って感じなきゃ。
経済のサービスがフィルタになって物事の本質が見えなくなっていることって、意外にある。
もうそんなの日常茶飯事だからそんなことすら思わなくなり始めているけれど。
ちょっとずれるけど、先日読んだ村上龍の「恋愛の格差」に以下のようなことが書いてあった。
(勝手な解釈です)
『かつて地縁により無償で為されていたことが、地縁が希薄になることで為されなくなり、そこにビジネスチャンスが生まれはじめてきている。例えばお見合い。昔は近所のおばちゃんが世話してくれたが、今はお見合い斡旋会社がそれを代行云々』
地縁が必ずしもいいとは思わない(なんかキュウクツだし)けれど、
人生のターニングポイントの判断までサービス化されていくのはなにやら怖さや薄ら寒さを感じます。
経済サービスは、特に薄利多売のサービスは、人をカテゴライズしていくのが当たり前の世界。
(例えばお見合い斡旋でも、年収いくら、とか、どんな職業、とか、きっと登録するでしょう)
顔が全然見えないよねぇ、なんか。その人の。
所詮個人がパターン化されてしまう気がする。
それがキッカケで顔が見えるような付き合いが始まっていくのかもしれないけれど。
イイタイコトがよく分からなくなってきたな
まぁ、疲れました。
結局多摩川離れたら道分からなくなって、暗くなってきて、自転車操業で帰りましたから(笑
気がつけば30Km走ってたよ…。
Ladies & Gentlemen We Are Floating in Space
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改めて歌詞の意味まで含めて聞いてみた。
サイケだわ〜