SI業界におけるアプリ野郎の意義について

俺はアプリ野郎だ。
ハードはめっきり弱い。
(それ以前に機械も弱いが)


私の属する業界は、大きく分けると「営業」と「開発」に分かれる。
更に「開発」は、「業務」と「基盤」に分かれる。
「業務」「基盤」の定義は会社、プロジェクトにより様々だけど、
今いるプロジェクトでは大体以下のような考え方で分かれている。たぶん


「業務」…ビジネスロジック部分のアプリケーション設計、開発
「基盤」…外部接続アプリケーション設計、開発、ネットワーク、サーバ運用


ちょっと分かりにくいので製造業(自動車)に置き換えるとこんな感じだ。たぶん


「業務」…車そのものの設計、製造
「基盤」…車を製造するための設備の設計、製造(ベルトコンベアとか)


で、俺は「業務」屋に位置づけされる。
今までアプリケーション開発しかやったことない。
そして「基盤」分野に苦手意識を感じている。非常に。
(うちの親父がビデオ録画を覚えぬまま、HDDの時代を迎えてしまったように、私もアナログから抜け出せない発狂和尚SEなのだ。。)


今までのらりくらりと「業務」分野で生きてきたが、
最近「基盤」屋と触れ合う機会が増えてきて、キャパの限界を感じ始めている。


何が辛いって、会話ができない。
基本システムプロジェクトは「業務」から始まるもの。
(業務的に効率化したいことがあるからシステム投資が発生するから)
だから、「基盤」的に必要な要素がある場合は何をしてほしいかを「業務」屋が伝えねばならない。
でも伝え方が全く分からんのだ。
更に状況が悪いことに、今のプロジェクトは「業務」と「基盤」でベンダーが分かれている。
大抵会社が分かれるとお互いの仕事の守備範囲を守ろうとするので、協力的ではなくなるもんだ。



会話ができない事象が出た場合、その原因は知識不足であることは自明的。
「何が分からないか分からない」状況に陥った場合にミスコミュニケーションが生まれる。
(プライドだけ高い奴は知ったかぶりするが、仕事でそれをやると大損害を引き起こすのだ)
それが分かっているからこそ「基盤」知識の研修に出たり、本を読んだりしてるのだが、
どうしても頭に入ってこない。


いやぁ、頭打ちだ。てへっ
勉強が足らんかなぁ